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マスクの境界線のぼかし


    マスクの境界線をぼかすプロパティを使って、マスクのエッジをハードエッジまたはソフトエッジ(ぼかし)にすることができます。ぼかしの幅は初期設定で、マスクエッジを中心として半分は内側、半分は外側にまたがります。例えば、ぼかしの幅を25に設定すると、マスクエッジから内側へ12.5ピクセル、外側へ12.5ピクセルがぼかしの対象となります。マスクのエッジを拡張または縮小して、マスクのぼかしが表示される箇所を制御できます。詳しくは、マスクエッジの調整を参照してください。

    次のキャプションを含む画像:A. ぼかしなし B. 2ピクセルのぼかし C. 40ピクセルのぼかし
    A. ぼかしなし B. 2ピクセルのぼかし C. 40ピクセルのぼかし

    マスクエッジのぼかしは、レイヤーのフレーム部分の内部でしか処理されません。したがって、ぼかすマスクシェイプは、常にレイヤー領域よりやや小さい必要があります。マスクエッジのぼかしがレイヤー領域をはみ出ている場合は、ぼかされたエッジが唐突に切れてしまいます。

    レイヤーのマスクのぼかしを調整するには、数値を指定するか、タイムラインウィンドウ内でドラッグします。

数値を指定してぼかしを調整するには

  1. 調整するマスクを選択します。
  2. レイヤーとそのマスクプロパティを開き、マスクの境界線をぼかすプロパティの下線付きの値をマウスの右ボタンでクリック(Windows)するか、Controlキーを押しながらクリック(Macintosh)し、「値を編集」を選択します。
  3. 水平方向および垂直方向のぼかしの量を指定するか、1つの値を入力して「ロック」を選択し、両方の値を同じにして、「OK」をクリックします。

タイムラインウィンドウでぼかしを調整するには

  1. レイヤーとそのマスクプロパティを開きます。
  2. マスクの境界線をぼかすプロパティの下線付きの値をドラッグします。
  3. 注意:タイムラインウィンドウで下線付きの1つの値をドラッグしてぼかしを調整するときは、水平方向と垂直方向の両方のぼかしが変更されます。タイムラインで水平方向と垂直方向の両方の値を表示するには、前述の数値の調整方法を使って、水平方向と垂直方向のぼかしに別々の値を入力します。